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いろどりピアノ教室の村田彩歌です。
さて、ブログの更新が随分と久し振りになってしまいました。
コンサートの準備に躍起になっており、こちらが疎かになっておりました。
今回のコンサートでは、リストの「スペイン狂詩曲」を演奏させていただきました。有名な「ラ・カンパネラ」に勝るとも劣らないと言われる難易度の大曲で、私にとっても大きなチャレンジでした。
生徒の皆さんが日々新しい曲にチャレンジしていることを思えば、私も弾き慣れている曲ばかり弾いているわけにはいきません。
皆様に教えるばかりではなく、自分も教わり挑戦を続ける立場でありたいと思います。
そんな今回のコンサートですが、実は私の祖母の活動60周年を記念した演奏会でした。
私の祖母もまたピアノを教えていて、大学を卒業してから今まで毎年欠かさず発表会を開催し、今年で60回目だったとのことです。
本当にすごいことだと、身内ながら思います。
私は小学1年生の頃から毎年、祖母の門下の発表会に参加させてもらっています。
私がピアノを始めたばかりのとき、私の習っていた先生は発表会を開いていなかったので、習い事仲間というと祖母の生徒さんたちが真っ先に頭に浮かびます。
私が祖母の生徒さんに会うのは年に１回、発表会の時だけでしたが、それでも同世代の子とはとても仲良くなって、お互い刺激を受けていたように思います。
もちろん年上の、音楽大学生や卒業生のとても上手な先輩方もいらっしゃって、それはそれは憧れたものです。
先日のコンサートには、そんな発表会に出ていたメンバーのうち、プロとして活動している9名が出演いたしました。
先生として活躍されている方や留学中の方、国際コンクールで入賞されたばかりの方など！
やっぱりいくつになっても、このメンバーからは本当にたくさん刺激を受けるなぁと改めて感じました。
音楽を学ぶにはお部屋にこもって練習をする時間がたくさん必要ですが、絶対にそれだけでは学べないことがあります。
人に聞いてもらうこと。人のことを考えて演奏すること。人の演奏を聞いて学ぶこと。
音楽を通して知り合った人と話し、切磋琢磨すること。
そんな環境を作るのも、先生の重大な役目だと感じた9月の三連休でした。
今回のブログも最後までご覧いただきありがとうございました。
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心よりお待ちしております。