講師ブログ⑥ 当教室の目指すもの~発達障害編~

当教室のホームページをご覧いただきありがとうございます✨
いろどりピアノ教室の村田彩歌です。

今回のブログでは当教室が目指す
「発達障害をもつお子様も、そうでないお子様も、みんなで一緒に音楽を楽しめる空間」
についてお話しさせていただきます。

私がピアノ教室を立ち上げるにあたり
外せない条件であり目標の1つが

発達障害をもつお子様にも充実したレッスンをお届けすること

でした。(もう1つ目標があるので、それについては次回のブログでお話します)

私が発達障害をもつお子様のレッスンに
力を入れたいと考えているのには理由があります。

私の出身小学校は公立の学校で
身体障害と知的障害をもつお子さんのための
二種類の特別支援学級がありました。

小学生の私にとって、障害をもつ先輩、同級生、後輩がいるのは当たり前の環境だったのです。

また、毎週日曜日になると教会に行って
子ども礼拝に参加していた私は
そこでダウン症をもつ女の子とお友達になりました。

彼女は教会の人気者で、その子のまわりはいつも笑顔に溢れていたので
私もなんとかその子と仲良くなりたい!
と思って近づいたのを覚えています
(今思うとすごく邪な動機ですね笑)

そんな環境で育った私にとって
障害というのは身近にあるものでした。

ですが、大人になるにつれて
それが当たり前の環境ではないことに気付きます。

最初にあれ?と思ったのは中学生の時。
私の進学した中学校には特別支援学級はなく、
他の小学校から進学してきた子たちにとって
障害は身近なものではありませんでした。

ちょっとした軽口、悪口に彼らが使う
「障害者かよ!」
という言葉にびっくり。

障害をもつ人が身近にいないと
この言葉を悪口として使ってしまうのかと
かなりショックを受けました。

他にも
発達障害を理由に習い事の入会を断られることがあることを知ったり

知り合いのピアノの先生がいわゆる「グレーゾーン」の子のレッスンを
負担に感じていることを聞いたり

実際にそのグレーゾーンの子のレッスンをお手伝いさせてもらったら
私から見たら負担になんてならない、ただヤンチャで元気な男の子だったり…

そういったことの積み重ねで
ああ、障害について知っているのは当たり前のことじゃないんだ、と気付いたわけです。

これまで私が生きてきた環境や
お友達になった障害をもつ子たちが
障害をもつ方と関わる経験を積ませてくれていたんです。

だから私は障害をもつ方たち
特に習い事を探すのが大変と言われている
発達障害をもつ子どもたちに
充実したピアノレッスンを届けたいと思っています。

同時に、障害のない、いわゆる健常なお子さんに
障害のある子と一緒に音楽を楽しむ経験をしてほしい
とも考えています。

私が積ませてもらった経験を
子どもたちが経験する機会を作りたいからです。

当教室のレッスンはマンツーマンですが
同じ教室に通う子どもたちは発表会を通して
一緒に楽しみ、一緒に頑張る
よきお友達になってくれるでしょう。

そこに健常とか障害とか
そんな垣根はないんじゃないかな、なくなれば良いなと思います。

今回のブログはこのへんで。
気になった方、共感していただけた方は
ぜひ一度体験レッスンにいらしてください!

皆様のお越しを心からお待ちしています。

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